課題解決に取り組む技術者は、孤独な戦いです。
技術者が新しい商品を開発するとき、たいていは課題に直面し、その課題をいかに解決するかに奮闘すると思います。
課題解決の手がかりがつかめないときはとても苦しいですね。
関連する技術資料を調べたり、経験者の意見を聞いたり。
思いついたことは試作、実験して確かめたり。。。なかなかうまく行かない場合が多いですね。
「失敗から発明が生まれる」。。。
・これは、失敗すれば必ず成功すると言うことでは無くて、失敗をきっかけとした気づ
・例えば、バブルジェットの開発、ポストイットの粘着剤の開発等々。
・ただし、多くの場合はそのきっかけが見逃されていないでしょうか?
最善の方法は、「常に考える」こと
・私は、エンジニア時代、帰宅時の電車の中/入浴中/はたまた夢の中で閃いたことがあります
・緊張感が解かれ、頭の中に少しのゆとりができたときに閃きが起きるのでしょう。
・但し、ボーっとしていても閃きません。
閃きは常に考える、努力の積み重ねの成果
・考える習慣ができれば、潜在意識で考える
・無意識の思考はストレスを感じない
・些細な気付きも見逃さない
その結果、閃きは必然的に起きます
これはご褒美!発明者冥利に尽きます!
最近気付いたことがあります。
・図面を手書きしてみると、潜んでいた課題(このままではうまく機能しない)に気付きました
・ラフスケッチをそのままCAD化していたら多分閃かなかったことでしょう
・試作品を手に取って触りまくることで発明に気付くこともあります
・頭で考えるだけでは無く、五感を大切に!
技術者の方、経営者の方(特に中小企業の)は、閃き/発明を見逃さないことが重要
・高価な魚、宝をみすみす逃してしまうことになります
・常に発明を意識する/常に考える習慣を身につけておく必要があります
閃いたときはすぐに記録する
・多くの発明家の方も仰っていますね
・閃いてもすぐに忘れてしまします
・時間がたつと、閃いたことが大したことでは無いような気になってしまいます
・夢の中で閃いたとき、起きたらすぐメモするようにしましょう
・私が発明者として特許出願したうちの約半数は、緊張感がほぐれたときの閃きによる発明でした
山口晃志郎特許事務所
〒509-0131
岐阜県各務原市つつじが丘1-111
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